ごめん、だね

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とにかく「ごめん」を連呼する人が居る。

 

…というか具体例を出すと俺の彼女なのだが、何かを奢るにしても「ごめん」、プレゼントをすれば「ごめん」、荷物を持っても「ごめん」

 

もはや嫌われてるのではないかと思うレベルで謝罪を連呼してくるのだが、交際する前からこんな感じなのでずっとそういう生き方(コミュニケーション)をしてきたのだろう。

最近は「"ごめん"より"ありがとう"って言ってくれた方がオールハッピーやで(ニチャア)」としつこく言ってるのが功を奏したのか頻度は少なくなっているものの、やはり相変わらず「ごめん」が出てくる時がある。

 

しかしこういった人は珍しくなく、というよりむしろ自分が関わってきた人間に限ればこういった人種の方が多いように感じる。

 

 

はっきり言って「ごめん」と言われるのは不快である。

 

「ごめん」は何も生み出さない。無論何かしらの悪いことをしたのであれば謝罪は必要であるが、それはマイナスをゼロに戻す作業であり、「ごめん」によってマイナスからプラス、もしくはゼロからプラスになることはほとんど無い。俺の場合は言われ過ぎてむしろマイナスに傾いているまである。

この場合の「プラス」「ゼロ」「マイナス」とは印象の話であり、まぁ端的に言えば好感度である。

 

しかし一方で、「ありがとう」は間違いなくプラスの効果がある。(スタートがマイナスの場合は別)。

好感度がマイナスでない限り、ありがとうと言われて不快になる人はまず居ない。

 

何も会話を構成する全ての要素をプラスでまとめろとまでは言わないが、相手を気遣う意味で「ごめん」と発しているのであればそれはどう考えても選択ミスであり、真に相手に感謝を伝えるのであればきちんと「ありがとう」と言った方がいいという趣旨の記事。

 

正直当たり前すぎて自分でも「なんでわざわざこんなお気持ち表明書いてるんだ…?」と意味が分からなくなってくるが、これを当たり前に出来ない人が大勢居ることもまた事実である。